はじめに
私たちの心を癒してくれるペット。最近では新型コロナウイルスにより外出の自粛が制限される中、家にいる時間が増えたことからペットを飼う人が増加しています。
犬や猫を始め、小動物や魚、昆虫など多様なジャンルで飼われています。ペットを飼う前にいくつか心得ておくことを紹介いたします。
ペットの環境
まず環境を整えましょう。ほとんどの人は自宅でペットを飼われます。
集合住宅の場合ペット可であるかどうかを確認しておきましょう。近頃ではペットによる近隣トラブルが多発し、鳴き声がうるさい、臭いなど苦情の対象になっています。
しっかりしつけをするのも飼い主の仕事です。無駄吠えは止めさせましょう。
一緒に住む家族の全員が許可も必要です。家族の中に動物アレルギーの人がいないか事前に検査をしておきましょう。
犬や猫は10年以上生きます。急な生活の変化や家庭の変化に対応できるか。子供が産まれたり急な転勤で引越しがやむを得なくなってしまっても大丈夫か。など先のことまで考えて飼う必要があります。
次に世話ができる環境であるか。餌や水をあげられる環境を整えてあげましょう。
魚の場合水槽の掃除と水替え、犬や猫、小動物の場合はトイレの始末なども必要です。
犬は散歩が必要になるので体力が必要です。仕事に行く前と帰宅後の1日二回を目安に1時間程度の散歩をしましょう。
ペットとお金
もっとも大事なポイントは経済面になります。生活用品だけではなく病気になった時の医療費など、保険に入る場合は保険料を支払わなければなりません。
人間と違い保険は強制ではありませんが、もしお医者さんにかかる場合は全額負担になってしまうのでかなり高くなります。手術が必要になった場合、手術費、入院費、その他点滴料や通院費など莫大な金額の請求がきます。
もちろん病気はしないに越したことないのですが、一生に1回は絶対にかかると覚悟しておきましょう。
万が一の受け渡しについて
飼い主が突然の怪我や病気で不自由な体になってしまったケースを考えて受け渡し先を決めておきましょう。
事故や天災はいつおきるかわかりません。最悪のケースを考えて飼い主が帰らぬ人になってしまった場合、受け渡せるか事前に確認しましょう。
まとめ
ほとんどのペットは資格無しで飼うことができます。故に誰でも飼うことができるのです。
そのため飼育放棄する人があとを立たないのも現実です。
動物保護センターには毎日捨てられた犬や猫が集まってきます。可愛いという安易な気持ちでペットを飼うことはやめましょう。
以上のことを踏まえてペットと過ごす生活を楽しみましょう。