セラピードッグになるには~資格の取り方、準備、条件について

セラピードッグとは

セラピードッグは民間団体の資格を取得する事になります。

団体によって、レベルや費用が全く違うので、そこは色々な団体を調べて、ご自身に合った団体を選びましょう。

例えば、認定試験でわんちゃんと飼い主さんが合格し、協会に入会するだけでセラピードッグとして活動できる所もあります。

認定試験のレベルも低く、セラピードッグとしての基本と、飼い主さんの心がけ次第で合格できる団体です。

活動場所は老人ホームや、病院と併設されているデイケアサービス等、お年寄りとふれあいを行う所がメインです。障害者施設への訪問もあります。

その他、セラピードッグになる為の学校に入学し、数年間愛犬と一緒に勉強をして、最後に厳しい試験を受けて合格するとセラピードッグとして認定されるという団体もあります。

こちらは学校への入学が前提ですので、学費がかかってきます。

高い所では数百万円と、専門学校と同じぐらいの費用がかかる団体もあります。

レベルも高く、かなり時間と費用と労力がかかります。

活動場所は、同じく老人ホーム等のお年寄りとのふれあいもありますが、病院で闘病中のお子さんとのふれあいや、保育園等のこちらもお子さんとのふれあい等があります。

病院のベッドの上に乗せたりする事も多々ある為、より厳しいレベルが求められるようです。

セラピードッグになるための条件

さて、セラピードッグになるための基本は、まずは人に慣れさせる事。

飼い主さんだけではなく、全くの他人にも慣れさせなければなりません。

小型犬~中型犬の場合は、誰に抱かれても大人しくしているようにする事が大切です。

一番大事な事は、全く知らない人が抱っこしたり、どこを触ったりしても絶対に唸ったり噛んだりしない事。

受け入れ側が一番心配しているのは、利用者様に怪我をさせないかどうか。

ですので、いくらレベルの低い認定試験を行っている団体であっても、試験等で噛んでしまったり、唸ってしまったり、引っかき傷が付くほど暴れたりしてしまうと、合格は難しくなります。

まずはとにかくどんな人にでも喜んで遊びに行くようなわんちゃんにする必要があります。

セラピードッグの厳しい環境、試験

もう一つ大切な事は、お子さんや認知症を患っている方は、力加減が難しい為に、飼い主さんが思っている以上に、強く抱きしめてしまったり、わんちゃんに驚いて叩いたり蹴ったりしてしまう事がよくあります。

他にも尻尾を引っ張ったり、耳や毛を引っ張ったりされる事もあります。

飼い主さんにとっては、少し心苦しい所もあるかとは思いますが、実際に訪問活動をしていると、かなりの頻度でそのような事があります。

そんな時でも、わんちゃんは大人しくしていなければいけません。

そこで絶対に噛んだり唸ったりしてはいけないので、普段からどこを触られても大丈夫なように、慣らす必要があります。

足先や尻尾、耳、マズル、口の中、お尻等、全て誰が触っても大丈夫なように教えてあげてください。

それから、かなりの割合で車椅子の方が多いので、車椅子にも慣れる必要があります。

私自身、セラピードッグの団体の理事をしており、認定試験で審査をしていますが、何度も噛まれたり唸られたりしています。

そのような子は残念ですが、他の科目が良くても不合格となります。

・人間に慣れている事

・知らない人にどこを触られても大丈夫な事

・攻撃的にならない事

この3つが基本となります。

元々どれも大丈夫な性格の子もいますので、そういう子はセラピードッグに向いていますが、怖がりだったりする子はしつけが必要になります。

まとめ

学校に入学しなくても、セラピードッグになるためのしつけ教室を開催している団体もありますので、色々な団体を調べてみて、是非愛犬とチャレンジしてみてくださいね。

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