大好きな猫との生活。
でも『早朝起こすのは勘弁して!!』
こういった悩みをもつ猫飼いさんは多いのではないでしょうか?
私も猫2匹と4年ほど暮らしていますが、早朝の猫目覚ましには本当に悩まされました。
そもそもなぜ早朝起こしにくるの?
この記事ではその理由と対策を解説します。
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はじめに
猫が早朝起こしにくる理由はいくつかありますが、薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)という習性も関係しています。
この薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)とは明け方と夕暮れ時に活発になる習性で、猫のエサである小動物が活発に動き出す時間帯でもあります。
野生の猫にとってはまさにハンティングタイムだったわけですね。
私も飼い始めた後にこの習性を知って、早朝や夕方に走り回ったりするのにはそんな理由があったのか!と納得しました。
また、猫に起こされたとき、要求に応えすぎないよう注意が必要です。
起こすと良いことがある!と猫が覚えてしまうと猫目覚ましがよりエスカレートしてしまいます。
ご飯の催促、かまってほしいなどの理由で起こされたときは、眠気に負けて応じないよう気をつけましょう。
猫本来の習性をやめさせるのは難しいかもしれません。
ただ、起こす理由によっては今回ご紹介する方法で解決できるケースもあります。
ぜひ参考にしてみてください。
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起こす理由と対策
お腹がすいた
朝猫に起こされる1番多いパターンがこのご飯の催促だと思います。
顔を舐めたり猫パンチなどさまざまな方法で起こそうとします。
私がとくに嫌だったのがテーブルや棚にある物を落とすようになったことです。
『ワレモノはやめて!』と飛び起きた日もありました。
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対策
・ご飯が足りているか再確認
もしかするとご飯の量が少ないかも?
ご飯の量はご飯の種類や体重、運動量などで変わってきます。
現在あげている量は合っているかもう1度見直してみましょう。
・夜あげる時間をおそくする
ご飯の間隔が空きすぎてお腹を減らしている可能性もあります。
この場合は夜あげる時間をおそくしたり、夜ご飯を多めにすることで改善できるかもしれませんので、ぜひ試してみてください。
・自動給餌器をつかう
自動給餌器をつかう方法もあります。
飼い主さんを起こさなくてもご飯が食べれるとわかれば、起こす回数は減るはずです。
お金はかかってしまいますが、上記2つの対策でダメだった時は検討してみましょう。
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トイレを掃除してほしい
猫はとてもキレイ好きです。トイレが汚れている、または排せつ物が残っていると掃除をしてほしいと起こしにきます。
早朝起こされないためにもトイレの状態には気をつけましょう。
対策
・寝る前にトイレの確認
排せつ物が残っていたり汚れているとトイレ以外での粗相につながります。
寝る前のトイレ確認は忘れないようにしましょう。
・二層式のシステムトイレを使う
うんちは残ってしまいますが、おしっこなら二層式のシステムトイレをつかうことで清潔な状態をながく保てますのでおすすめです。
・トイレの数を増やす
トイレの数が少なく、飼い主さんが起きるまえに用意したトイレを全部つかっている。
この状態になってしまうと掃除してほしいと起こされてしまいます。
トイレは猫の数プラス1が理想です。
足りていない場合は追加購入を検討してみましょう。
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かまってほしい
遊んでほしい、さみしいなどの理由で起こす場合もあります。
とくに普段から甘えん坊な猫ちゃんや子猫に多いです。
『さみしくて起こすなんてかわいい!』と思ってしまいますが、やっぱり早朝はつらいですよね。
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対策
・しっかり遊ばせる
遊び足りないと感じないよう日中や寝る前にしっかり遊んであげましょう。
猫の持久力はあまり長くないので1回15分を1日数回で十分です。
・おもちゃを用意しておく
ひとりで遊べるおもちゃを用意しておくと遊び相手として起こされなくなるかもしれません。
ひとり遊びが得意な猫ちゃんなら効果が高いと思いますので、寝室に用意しておきましょう。
・スキンシップを大事にする
健康チェックにもなるので愛猫とのコミュニケーションは大事です。
さみしさを感じさせないよう、なでたり抱っこしたりと普段からスキンシップを大切に愛猫との関係を深めていきましょう。
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まとめ
大好きな猫との生活のはずがお互いストレスがたまって険悪になってしまう。
こんな悲しいことはありません。
今回ご紹介させていただいた対策が、寝不足で悩んでいる猫飼いさんのお役に立てたら幸いです。
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