猫の2つの不思議

これから猫を飼い始める方に

不思議1 猫が高くジャンプできる体の仕組みと気をつけること

猫のジャンプ力どれ位跳ぶ?

小さくても猫は、とてもジャンプ力が得意で、2m程度跳びます!うちの猫は畳の上から助走もなく押し入れの天袋まで跳びますそして天袋で充分にくつろぎ、堪能して跳んで降ります。
登るのは構いませんが、降りる事ができずにいると結局自分で、降ろさないといけなくなりますが、どこの家にも脚立がある訳では無いので!結局天袋は封印しました。

猫のジャンプの秘密

猫がジャンプできる秘密は、後ろ足に秘密があります。猫が跳躍する時は、まず腰を低くし強力な筋肉で膝関節と飛節を伸ばして骨盤を押し上げる感じで、跳びます。
簡単な説明をすると猫の後ろ足には折りたたまれた足の骨が、収納されています。ジャンプする時は、収納されていた後ろ足の骨が思い切り伸びるのと、強い筋力によって高くジャンプすることが可能です。骨だけでは跳ぶことができませんので、骨の周りの筋肉がとても重要になります。
と言っても猫も毎年年をとりますので、段々と若い頃のようには跳べなくなります。

でも運動不足になると猫は、おデブちゃんになりますので、低いキャットタワーや段差等の猫が好む物を設置する工夫が必要になります。

ではどの猫が高くジャンプするのか?

今現在.うちは10歳を越える猫が4匹いますので、年齢的にもう高くジャンプすることは有りませんが、私の見ていたのは、2m程度跳んだ猫はオス猫2匹です。私の見ていない所ではメス猫も跳んでいたかも知れませんが、オス猫は、激しい運動をする中で、押し入れの天袋まで跳んで、降りてを繰り返す。猫は群れない生き物なので、自分のテリトリーだったのでしょう。

のぼった後

猫は登ったんだからおりられるでしょうと思われる方もいらっしゃると思います。
ではなぜ猫は降りることが苦手なのでしょうか?
猫の爪を思い出して下さい。
猫の爪は登りは引っかかりますが、降りるときには 引っかかる所が有りませんので、少しの段差や高さでは、大丈夫ですが、高い場所からだと猫は、確実に落ちます。

落ちるときに体制を整えながらなので整える時間が長すぎたり短くてもいけませんが、しかも落ち方が悪ければ骨折するかも知れませんし亡くなる事も有りますので、猫を大切にされている方は、充分に注意をして頂きたいと思います。

気をつけること

高い場所が好きな猫は、とにかく高い場所にあがる、どこにでもあがる。降りられないほどの高い場所は、家の中には有りませんが、猫の能力や怪我をしている等の理由で、自分で降りられない猫もいますので、日頃からよく観察して、降りられない猫は、おろしましょう。高いばしょがあり、脚立がないお家は、その時のために用意することをオススメします。必ず怒らず近寄り優しくおろしましょう。降りられないとわかるとパニックをおこす猫もいますので、注意をして下さい。

不思議2 猫が膝ではなく胸から肩にかけてのぼってくる訳

猫は群れを作らない生き物なので、1人でいたいと思う事もしばしば有り、それぞれの場所でくつろぐそれは、猫のテリトリーです。

うちの1番高齢のメス猫が、朝の儀式みたいに私によじよじとよじ登り、私の胸から肩にかけての場所でくつろぎます。
毎朝10分程度、喉をゴロゴロならしながら、周りの様子をみて、気が済むとどこかに行きます。

膝では、高さがありませんので、やはり肩にかけての場所でくつろぐ事が、高齢猫のテリトリーの1つでしょう。
もともとねこは、高い場所を好み高い場所で、あたりを観察していた猫の祖先の遺伝子を持ち合わせて今に至ります。

現在うちには猫が4匹いて、毎日の日課のように高齢の猫に、他の猫がまとわりつき怒らせますので

不思議と肩にかけてよじ登る高齢の猫が、出来上がりました。

不思議1まとめ

日頃からどの猫がどのように遊ぶのか?猫の好みの場所を知ることが、猫のテリトリーがわかり猫を危険な場所から回避させる事ができる唯一の方法になりますので、猫の性格と好む場所を把握することが、大切になります。

不思議2まとめ

猫が肩にかけてよじ登るには、高い場所から見下ろせる場所を好み、1人でいたいと思う猫の気持ちです
飼い主であっても猫のテリトリーに近づきすぎる事はテリトリーが侵害されたと猫が、ストレスを感じることが有りますのでご注意下さい。ただし猫が近寄って来ることはなんら問題は有りませんので、充分に可愛がりましょう。