はじめに
ネザーランドドワーフは、その丸い顔と小さな体、ぴょこぴょこ動く仕草がとても可愛らしく、ペットとして高い人気があります。
私自身もその愛くるしい見た目に惹かれて、ペットショップで即決してしまいました。
しかし、飼い始めてから「もっと事前に調べておけばよかった…」と何度も感じることがありました。
今回は、ネザーランドドワーフをお迎えする前に知っておくべき大切なポイントを、5つに分けてご紹介します。
とても繊細でストレスに弱い動物
ネザーランドドワーフは、見た目どおりとても小さく、環境の変化や音、人の接し方にとても敏感です。
大きな音や急な環境の変化でストレスを感じ、体調を崩すこともあります。
我が家では最初の1週間、環境に慣れずに食欲が落ちてしまい、心配が尽きませんでした。
静かで落ち着いた場所にケージを置き、日々の生活もできるだけルーティンにしてあげることが重要です。
人懐っこいとは限らない
うさぎ=なつく、と思っている方も多いかもしれませんが、ネザーランドドワーフは警戒心が強く、 なかなか触らせてくれません。
我が家のうさぎも、最初は手を入れるだけで隅っこに逃げていました。
信頼関係を築くには時間がかかります。焦らず、毎日少しずつ距離を縮めることが大切です。

トイレは覚えるが完璧ではない
うさぎは比較的トイレを覚えやすい動物とされていますが、100%ではありません。
我が家でもケージ内は覚えましたが、部屋んぽ中に失敗することがしばしば。
トイレの位置を固定し、こまめ に掃除をして清潔に保つことで、成功率は上がります。
噛む・かじるのは本能
ネザーランドドワーフは、家具やコードをかじる習性があります。
感電や誤飲のリスクもあるため、ケーブルにはカバーをつけ、危険なものは届かない場所にしまいましょう。
専用のかじり木やおもちゃを与えて、ストレス発散させてあげることも大切です。
意外と費用がかかる
うさぎは小動物ですが、病気になった場合の診療費は決して安くありません。
特にうさぎに詳しい 獣医さんは少ないため、事前に通える病院を探しておく必要があります。
ペレットや牧草も良質なものを選ぶと毎月3,000~5,000円ほどかかることも。
長期的に経済的余裕があるか確認しておきましょう。

まとめ
ネザーランドドワーフは確かに可愛いですが、気軽に飼える動物ではありません。
しっかり準備し、終生大切にする覚悟があってこそ、愛情の深いパートナーになってくれます。
これから飼おうとしている方は、ぜひ“見た目だけで選ばない”ことを胸に刻んでください。