フクロモモンガの生態(餌や飼うときに気を付けたいこと)

モモンガ

今回は、フクロモモンガの生態について、フクロモモンガとはどんな生き物か、どんな物を食べるのか、などを詳しくご紹介したいと思います。

フクロモモンガとは

フクロモモンガは、ネズミ、リス科に属している小型哺乳類です。夜行性で、食べ物さえあればあらゆるタイプの温暖な森林や熱帯の多雨林に住むことができます。小さな群れで暮らし、鳴き声や匂いでコミュニケーションをとっています。
フクロモモンガは有袋類なので、メスのモモンガのお腹には、子育てをするための袋があります。
なので、袋の中で子育てをします。
フクロモモンガは飛ぶ際、飛膜を思い切り広げて飛びます。モモンガの仲間、ムササビやリス亜目のウロコオリスは、最大200mもの距離を滑空します。

フクロモモンガの食事

モモンガの主な食事は、モモンガ用フード、コオロギ、ミルワーム、向日葵の種、ナッツ 野菜類など… 他にも沢山食べれるものがあります。
与えてはいけないものは、チョコレートや玉ねぎ、牛乳、ジュースなど。 また、冷たすぎたり、熱すぎたりするといけないので、加温したものを与える場合は必ず冷ましてからあげましょう。餌を与える時間帯については、昼~夕方頃にあげるといいでしょう。数回に分けて与えてもいいし、夜にしっかり与えるというやり方でも大丈夫です。

フクロモモンガの健康について

フクロモモンガの健康管理はしっかりとしておかないといけません。
栄養バランスの偏りはさまざまな問題を引き起こします。 

フクロモモンガの病気の原因の多くは、食事に起因しているといってもいいでしょう。 その代表格は代謝性骨疾患です。代謝性骨疾患とは、骨が作られる仕組みがうまく働かずに、骨に異常が起こる病気です。
モモンガは好き嫌いが激しいので、野菜を食べない場合もありますが、食事の栄養バランスを考え、健康のためにも野菜をしっかり摂らせるよう気をつけましょう。

フクロモモンガとの遊び

モモンガは夜行性の動物です。なので、夜中に動き出します。また、モモンガを飼う際は基本的にケージの中で飼うので、そこで悩みになるのは、夜の暗い中外に出してしまうと、暗くて見えにくく、動きもはやいので、どこに行ったか分からなくなる、隙間などに入ってしまう、などといったことになってしまいます。

なので、長い間飼っていると外に出して遊んであげるという頻度が少なくなってしまいます。それによって運動不足になり、また、ストレスにもなるので意識してなるべく遊ぶ時間を増やしてあげることが大事です。

フクロモモンガを迎える前に考えること

どんな種類であっても、動物を飼い続けるには多くの時間やお金がかかります。モモンガを飼い始めてから、「こんな動物だなんて知らなかった!」ということにならないように、モモンガという動物の特徴をしっかりと理解しておく必要があります。 

モモンガは小さい動物ですが、だからといって短命ではありません。長くて10年以上は生きれるのです。小動物にしては、モモンガは長生きする動物です。 

夜行性なので、夜になると騒がしくて眠れないといったことにもなるかもしれません。飼い初めは、「ジコジコ」という鳴き声で警戒したり、指を噛んできたりしますが、モモンガと触れ合う時間を増やし、慣れてくれば懐いてきてくれます。

懐いてくれば、飼い主に飛んできたり、放しても付いてきたりするのでとても可愛いです。そして、もう一つ気をつけることは、モモンガの爪です。モモンガの爪は、伸びていると、腕に乗せた時に腕に傷がつくほど鋭くなってしまうので、度々爪を切ってあげるといいでしょう。 

このように、フクロモモンガを飼う際は、健康や体調管理、また、ストレスなく過ごせるように頻繁に遊んであげることが大切です。
フクロモモンガは、なんともいえない神秘的な魅力を持っていて、まんまるな大きな目も惹きつけられます。

まとめ

飼おうか迷っている方がいれば、ぜひおすすめします!他とは少し違った動物なので、モモンガの可愛い仕草や不思議な行動にも目が離せなかったり、賢さに感心したり。モモンガのことがますます大好きになるでしょう。
とても魅力的な動物なので、ぜひペットとして飼ってみてはいかがでしょうか。

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