カマキリの育成を始めたきっかけ
そもそもカマキリの育成をしたのは小学校5.6年生の頃でした。当時は虫が好きだった私は、田んぼの辺りでなんとなく捕まえたカマキリをうちに持って帰ってきて、育ててみることにしたのです。
こちらの記事ではそんな体験談を踏まえて、カマキリの育成の方法と注意点についてご説明していきます。
カマキリの育て方について
基本的にケースの中にカマキリ1匹で飼育するのが初めての人にはおすすめです。
必要なものは以下の通りです。
・ケース(プラスチック、空気の循環がする穴が空いているもの)
・エサ
・土、木の枝
・霧吹き
ケースですが、カマキリが壊してしまわなさそうな薄いものでなければOKです。困ったら虫用ケージを購入してください。
土は昆虫専用のものを買って使うのがおすすめです。(適当な土には細菌や他の虫などがいるリスクがあります) 木の枝はカマキリが運動するために必要とのことです。
エサに関しては特に私も困りました。カマキリが食べるものといえば、他の虫だからです。
「捕まえてあげないといけないのかな…」
ただ、調べてみたところ雑食なため魚肉ソーセージやかまぼこなどでも大丈夫だと分かって、安心しました。
そのため、手頃なものを与えましょう。
カマキリを育てる際の注意点について
大きく分けて以下の2点に注意する必要があります。
・共食いに注意する
・卵を産ませないようにする
カマキリはオスとメスを一緒に飼育していると、もちろん産卵する場合があります。
小学生の頃、本で読んだのですが茶色い巣のようなものを作り、その中になんと!100匹以上の赤ちゃんを産むというのです。
そのため、散乱してしまうと大変なことになってしまいます。大量のカマキリを育てる勇気がないなら散乱が起こるケースを回避するための工夫をしましょう。
あるいは、オスメスをしっかりと見極めた上で、多頭飼いしても問題ないか確認するようにしてください。
また、カマキリは共食いをします。これは実際に茂みの中で、小学生時代に見た光景です。
野生のカマキリが別のカマキリをパクリと咥えている姿を見て、かなりショックだったのをよく覚えています。
理由はよくわからないのですが、メスがオスを餌と認識して食べてしまうらしいです。
このような注意点の対策としては、基本的に同じケース内での複数体の飼育を避けるようにするのがおすすめです。
まとめ
・カマキリを育成する際には虫を育てるための環境を用意した上で、エサは雑食のため虫以外でもOK
・カマキリは共食いや繁殖すると大量の子供を産むため、基本的に1匹ずつ飼育をするのがおすすめ
私のように、カマキリを飼いたい!と思う変わった子がいたらぜひ参考にして下さい(笑)