1.はじめに
小動物ペットの中でも根強い人気があるモルモット。
大切に育てるとなついてくれたり、いろいろな表情を見せてくれたりと、とっても可愛いですよね。
そんな可愛い家族が元気に暮らしていけるためのポイントをご紹介します!
2.気をつけないといけないモルモットの病気
あまり知られていないですが、モルモットは体を壊しやすい動物です。
その上、モルモット自身は、具合が悪いことを周りに知られないように上手に隠してしまうので、
発見時期によってはもう手遅れ…なんてこともあるのです。
そうならないために、モルモットの代表的な病気を3つお伝えします!
①歯の不正咬合
いわゆる、歯並びが悪いということです。
噛み合わせが悪いと、食べるときに口の中を痛めてしまいます。
急に食欲が落ちてきたり、よだれが出てきたら不正咬合のサインです。
②ビタミンC欠乏症
モルモットは、体内でビタミンを作ることができないため、食事でビタミンが足りていないと欠乏症
になってしまいます。
毛並みが悪くなったり、歩きづらい様子が出たら要注意です。
③皮膚炎
ダニやシラミによるフケや脱毛症状が現れます。
また、かかとに炎症が起きると「足底皮膚炎」になり、赤く腫れて歩きづらくなります。
いづれの病気には、必ずモルモットが出すサインがあります。
いつもモルモットの様子を見ておくことが大切ですね。
3.モルモットが元気に暮らすためのコツ
健康でいてもらうために気をつけることはずばり3つです!
①食事の内容
モルモットは雑食なので、チモシーと呼ばれる牧草を中心に、野菜やペレットを好みます。
特に野菜には、モルモットの健康維持に必要なビタミンが含まれるものを選びましょう。
・レタス、キャベツ
・コマツナ・ピーマン、パプリカ
など、緑黄色野菜が大好きです。
私は、葉野菜を朝夕に一枚ずつあげています。
大好物なので、目がきらきらしていますね!
②ケージ・寝床の環境
ケージは、モルモットが足を傷めないように、ペットシートやタオルを敷いてあげましょう。
確かに、床に穴が空いているタイプは、おしっこやうんちの片付けが楽なのですが、私のモルモッ
トはそれで足を怪我してしまいました。
また、寝床に木のお家を用意する方が多いですが、モルモットが成長したあとも余裕があるサイ
ズのものを使いましょう。
小さいと足底を床ずれしてしまいます。
③定期的な健康診断
私のモルモットは、2ヶ月に一度、動物病院で爪切りをしてもらいます。
その際に、体重や歯並び、皮膚のチェックなど、簡単な健康診断をしてもらいます。
少し気になることがあってレントゲンを撮ってもらったことがあります。
そして、私のモルモットは「慢性関節炎」と診断されたのですが、早い段階で気づくことができたた
め、関節炎に効くサプリや、ビタミン剤を処方してもらって悪化しないように気をつけることができ
ています。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
大切な家族の一員であるペットと、できるだけ長く暮らしていけるように、おや?と思うことがあれ
ばすぐに専門機関にかかりましょう