はじめに
飼い犬が吠える度に、どうして吠えるんだろう…
と心配になることはありませんか？
今回は、日常生活で犬がどういう時に吠えるのかシーン別に解説していきます。
1.外からの物音に対して吠える
車や話し声など、外の音に反応して吠えている時は
大きく２パターンの理由が考えられます。
①家族が帰ってくるのが嬉しい
飼い犬は大好きな家族が帰ってくるかもと思い、嬉しくて吠えてしまうことがあります。
この時の吠え方は比較的高い声で吠え
尻尾はピンとしていたり、ふっている事が多いです。
②外敵が来ると思って威嚇
犬は家族以外を敵と見なして威嚇してしまう場合があります。
外に向かって唸るように吠えたり、姿勢を低く歯を見せたりしている場合は
外の人を怖がって威嚇している事が多いです。
優しく声をかけて落ち着かせるようにしてあげるといいでしょう。
2.ご飯や遊びの時に吠える
ご飯を出した時やおもちゃを出したときに
勢いよく吠えてしまう犬も多いのではないでしょうか。
この様な場合は、飼い主に反応してもらいたくて吠えています。
飼い犬が吠えた時に餌をあげて大人しくしようとしたり
声をかけて吠えるのをやめさせようとしたりする習慣はありませんか？
上のようなことが習慣になっていると
吠える=かまってもらえる と飼い犬が学習してしまっている可能性があります。
この吠えぐせを治すには、飼い犬が吠えた時にはあえて無視をする
低い声で静かに怒るなどが効果的でしょう。
3.特定の人に対して吠える
家族の中でも特定の人に対してよく吠えるということはありませんか？
この場合、その人物に対しての飼い犬の気持ちが表れています。
①特定の家族を下に見ている
犬は習性として家族の中で自分がどの位置にいるのかをランク付けしています。
ある家族に対してだけ吠えるということは
その人を自分よりランクが下であると判断して吠えている可能性があります。
飼い犬に対して、怖がることなく対等に接する事ができるよう心がけましょう。
②特定の家族に以前嫌な事をされた
前に強く怒られた、嫌がる事を強制されたという事を犬は覚えています。
同じことをされないように威嚇して吠えていることが考えられます。
飼い犬が好きなおもちゃで遊ぶなど、楽しい記憶で塗り替えるよう
しっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。
まとめ
以上、飼い犬が吠えるパターンについて説明しました。
当たりがある項目はありましたか？
どうして吠えているのかをよく知ることで
飼い犬の吠えぐせ改善にもつながります。
原因となることを突き止めて、出来るだけ原因を排除できるよう努力してみてください。