いつも一緒に暮らしている犬は、人より早く老化が始まります。
犬は、1年に人間の4歳分もの歳をとり、病気の進行も人間より早いと言われています。
すべての犬が同じ寿命を持っているわけではありませんが、寿命は、遺伝的要素や、ライフスタイル、品種、サイズなどの影響を受けます。
10キロ未満の小型犬の寿命は12年ほどですが、体重が45キロを超える大型犬の寿命は約7?8年です。老化のプロセスは、大きいサイズの犬ほど早く始まります。
また、小・中型犬…9~10歳、大型犬…6~7歳が一般的な犬の老化の始まり年齢とされています。

老犬の外見

老犬の外見は、口の周りや胸元、足先が白くなってきます。白髪ですね。老化のはじまりです。
また、眼の中心も白っぽくなってきます。白内障を患うケースが多くあります。
白内障は治療が必要な場合もありますので、このような症状がある場合は、念のため、獣医師に相談したほうが良いでしょう。

老犬の生活環境

お散歩では、歩く速度が遅くなったりします。脚力低下の初期段階です。
散歩の距離を減らしたりしてしまうと、かえって脚力の低下を招きますので、嫌がらないかぎり、愛犬のペースに合わせて従来通りの距離を散歩するようにしましょう。
また、夏の日中の時間帯は、暑いので、日射病になってします危険性がありますので、朝や夕方、お散歩するようにします。
家の中では、特にフローリングの床や階段は、滑りやすく、怪我をしやすいので、マット等を引いて滑りにくくしてあげると安心です。

老犬の反応

愛犬に声をかけたり、手で合図して呼んでも、反応しなくなってきます。
主な原因は聴力や視力の低下です。特に聴力は犬にとって嗅覚の次に敏感な五感であり、
この機能が低下すると周囲の状況把握が難しくなってきます。
また、認知症は、11歳頃から発症することが多く、認知症の平均年齢は16歳です。小型犬から中型犬に多く、雌よりも、雄に多いと言われています。

かかりつけの獣医師をもつ

定期的な健康診断は、加齢に伴う病気を早期発見し、愛犬に最善のケアを行うための重要な手段です。
また、定期的な歯磨きや、入浴、グルーミングによって、自宅で愛犬の健康を守ることもできます。
単なる「加齢」の兆候に見える症状でも、内在する疾患を示している場合があります。
そのため、老犬の外見や行動の変化に気づいたら、かかりつけの獣医師に相談することが重要です。最善の行動指針をアドバイスしてもらえるでしょう。

まとめ

老犬も大事な家族です。最後のときを迎えるまで快適な環境で過ごさせたいものです。