生まれつき後ろ足に筋肉がつきにくい障害を持っている愛犬との出会い、ケアについて「くねくねダックスの成長記録」

愛犬の健康

出会い

  その子との出会いは、とあるブログでした。

  そのブログは保護犬たちをお世話している人が書いているものでした。

  「僕上手にできたよ」とおしっこシートの前でどや顔しているその子は、生後5か月ぐらい

  のダックスフントでした。 

   その子はあるブリーダーさんのもとで生まれました。

  生まれつき後ろ足に問題がありました。ブリーダーさんはその子をもてあまし、保健所行き

  にするかどうか迷っていたところ、ブログの主さんのことを思い出し、相談を持ち掛けたと 

  のことです。

   ブログの主さんが引き取りに行くとびっくり、後ろ足が不自由なその子は硬い網の上で元

  気なさげにうつむいていたそうです。主さんはすぐにその子を引き取り、手厚く保護したと

  のことです。

   その子は生まれつき後ろ足に筋肉がつきにくい障害を持っていました。スイマーパピー症

  候群やパテラ、将来的には歩行困難となり得る障害です。

   障害が全く気にならないわけではなかったのですが、正直それ以上に魅力を感じたので、

  ほとんど迷うことなく引き取ろうと決めました。

   まず主さんのブログを一通り見ました。どのようなケアをしていて、どのようなご飯をあ

  げていて、どのような環境で育っているのか、じっくりと読みました。

   その後主さんにメールを送り譲渡会へ、譲渡会の会場でもすんなり話が進み、うちにやっ

  てくる日にちまで決まりました。

   うちに来るまでに一通り揃えました。食べ物はシュプレモとクプレラを買いました。

  その子は間接に筋肉がつきにくいので、サプリメントによる栄養補助が必要とのことで、オ 

  メガタームやヤギミルク等の栄養補助品も揃えました。

   準備万端で迎えた日、ひとしきりうちを探検したあと、くねくねと体をひねりながら、用

  意していた寝床へと歩いていきくつろぎ始めました。主さんも安心してくれたのか、その子

  を託して帰っていきました。

 2ケア

  そうして、その子との生活が始まりました。

 その子は後ろ足に筋肉がほとんどついていないので、歩行の際どうしてもふらついて、くねく

 ねと体をよじりながら歩きます。

 とりあえず、筋肉をつけさせて、歩かせて、走れるようにしようということで、様々なケアを

 始めました。

  ・食事のケア

   まずは食事です。栄養がなければ筋肉は作られません。ただし、たくさんの栄養を取ると

   いうことはたくさんのカロリーを取るということです。なるべくカロリーは押さえつつも

   栄養は取らせるということで、様々な試みをしていきました。

   初期 シュプレモとクプレラを混ぜたものにサプリと手作りペーストを混ぜる

      ⇒手作りペーストを吐くようになったので中止

   中期 クプレラにサプリと生肉を混ぜる

      ⇒生肉は鹿肉、馬肉、鶏肉等をあげたのですが、好き嫌いが出てきたので中止

       特に鹿肉は好みませんでした。ただ、生肉は栄養価が高いので好きな子にはおす

       すめです。購入を考えてる人は最初にセット物を買って試してみるのがよいと思

       います。

   後期 モグワンに茹でたささみ肉とサプリを加える。

      ⇒結局ここに落ち着きました。ボディビルダーのような食事になりました。

  ・関節のケア

   月に1~2回カイロに行ってマッサージをしてもらいました。

   さらに、カイロの先生から教わったマッサージ方法で後ろ足に刺激を与えました。

   かなり嫌がるのですが、スキを見つけては少しづつマッサージをしました。

   マッサージ方法は適切にしなければ関節を傷つけてしまいますので、近くに犬のマッサー

   ジができるところがあれば、そこの先生に伝授してもらうのが一番です。

  もちろん運動もさせます。運動はなるべく硬すぎない、すべらないところでさせます。

  このようなケアを続けること3か月、少しずつその子の後ろ足に筋肉がついてきました。

  ただ、当然といえば当然なのですが、その他のところにも肉がついてきました。

  現在は、少しダイエットもしつつトレーニングもしつつ過ごしています。

  歩き方はというと、もうくねくねと体をひねりながら歩く癖がついてしまったので、相変わ

  らず、くねくねくねくねとしています。

   けれどこの子はそんなこと一切気にしていません。あるがままに生きています。

  それをかわいそうだとか、ぶかっこうだとか、うりものにならないだとか、かってに判断し

  て価値をつけるのは人間の勝手ですよね。相手は生き物ですから。

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まとめ

   その子がその子らしく、かつ少しでも長く元気に生きられるように最大限のケアをする。

  そうすれば、体はくねくねしていても、まっすぐにしっかりと育ってくれると思います。