お薬嫌いのにゃんこも騙される!?ピルポケットを使った我が家のストレスフリーな投薬テクニック

我が家には15才になるシニアにゃんこがいて、現在心筋症と肥満細胞腫という2つの病気の闘病生活を送っています。

元々神経質な性格で投薬は一苦労だったのに、最近は飲ませる薬の種類も回数も増えてきて、私もネコもストレスが溜まっていました。

そんなある日、お世話になっている動物病院のカウンターに置いてあった商品を見て「コレだ!」と即買いしたのが、タイトルにもある投薬用フード「グリニーズ獣医師専用ピルポケット」です。

初回は動物病院で購入しましたが

今はネットで購入しています。

犬用、猫用とあり、味はチキン味1種類のみです。

袋を開けると、いかにもネコの食欲をそそる香りがします。

さて、実際にどのような商品かというと

真ん中が空洞になっている、直径1センチ強のソフトグミのような弾力のあるフードです。

中央の窪みにお薬を入れて上部をギュッとつまんで塞いだら、お薬団子の出来上がり。

これならご飯と思って食べてくれるはず、と早速我が家のネコに持って行ったのですが・・・

匂いにはかなりそそられていたようですが、残念ながら食べてはくれませんでした。

購入した病院のスタッフさんからも「ワンちゃん用は良く食べてくれると評判ですが、ネコちゃんの方は食べるコと食べないコにはっきり分かれるみたいで」と聞いていたので、ウチは食べない方か、とガッカリしました。

が、その日の夜。

普通にご飯をあげていてふと気付いたことがあったんです。

「ピルポケット、大きすぎない?」

ウチのネコが普段食べているご飯と比較してみました。

だいぶ大きいですよね。

ウチのネコは15才という年齢からか、ドライフードも小さなサイズを好みます。

(なので便秘対策のロイヤルカナンは小さく切って食べさせています。)

もしかしてピルポケットもこのサイズにすれば食べてくれるのでは・・・?

そう思って、まずはお薬をお薬専用カッターで2分割し

ちぎったピルポケットでくるんで、小さなお薬団子を作りました。

これならいつも食べているドライフードとほぼ同じサイズ。

これをフードのお皿の中に混ぜておくと・・・

何と!あっという間に完食!!

以来、我が家では毎日この方法でお薬を飲ませています。

ピルポケット自体は美味しいらしく、ウチのネコは毎回真っ先にお薬団子から食べます。

恐らく今のところ、中のお薬には全く気付いていません(笑)。

無理矢理お薬を飲ませる時間がなくなり、気難しいシニアにゃんこの闘病生活は随分穏やかになりました。

そして毎日欠かさずお薬を飲めているお陰で、今のところ病気の進行も食い止められています。

以上、ピルポケットを使った我が家の投薬テクニックのご紹介でした。

ささやかな情報ですが、ご自宅のネコちゃんの投薬でお困りの方のお役に立てたら嬉しいです。