ほっぺにチークを塗っているみたいなお顔が特徴のオカメインコ。
いろんな鳴き声を使い分けて、飼い主に気持ちを伝えようとしてくれます。
鳴き声から気持ちを理解して、オカメともっと仲良くなりましょう。
「フィーフィー」「ピーピー」という鳴き声は、「呼び鳴き」
遠くまで聞こえるよう大きな音で、時計のアラームの様に繰り返し鳴きます。
飼い主の姿が見えなくて寂しい時に、「どこにいるの?」「こっちに来てよ!」という風に呼んでいるのです。
二匹以上買っている場合は、自分以外の鳥を呼んでいる時にもこの鳴き方をします。
「ここにいるよ」という風にオカメの見える場所に姿を現すと、喜んで飛んできて肩に乗ってくれたりします。
声に出して「ここだよ」などと言ってあげると、オカメはさらに安心します。
「ピー」という鳴き声は“お腹が空いたor自分居場所を知らせる意味。
小さく控えめな、高い声で鳴きます。
エサ入れの中を確認して、無くなっていたら足してあげましょう。
エサがあるのに鳴いている場合は、「ここにいるよ!」と言っている時。
近づいて声をかけてあげると喜びます。
「ピロロ」「ピヒョ」という鳴き声は、愛情表現です。
さえずるように、なんだかご機嫌な様子で鳴きます。
飼い主に甘えたい時、チョコチョコと近づいてきて「ピロロ♪」と鳴いたりします。
また、異性に求愛しているときにもこの鳴き方をするので、
つがいで飼っている場合は、その相手のオカメに対して鳴いている場合もあります。
「ギャーギャー」という鳴き声は“警告”
かなりのボリュームで、悲鳴のような鳴き声を上げます。
オカメは非常に憶病でビビりな性格をしているので、ちょっとしたことで怯えてしまいます。
モノが倒れて大きな音が出たとき等、ビックリしてこの鳴き声をあげます。
掃除機の「ブィーン」という音も結構大きいので、怯えて鳴くこともあります。
「ギャッギャッギャッ」という鳴き声は、怒っている時や不安な時
大きな音で、繰り返し鳴きます。
例えば、足がどこかに引っかかって取れなくなっていて「助けて!」というときや、
遊んでいたおもちゃを没収されたときに「取らないでよ!」とこの鳴き方をします。
この鳴き方をしていたら、何か困ったことが起こったサインなので、ストレスの原因を見つけて取り除いてあげましょう。
歌うのはご機嫌な時
日常の中にある様々なメロディーを、オカメは覚えて歌ってくれます。
ご機嫌な時に、「ふふふ~ん♪」と鼻歌を口ずさむように歌います。
ちなみに、メスよりもオスの方が沢山歌います。
元々、オスは求愛行動としてメスに歌を歌う習性があるからです。
うちのオカメは、私の弾くピアノの曲を覚えて優雅に歌ってくれます。笑
沢山聞かせれば歌ってくれるようになるので、お気に入りの曲を覚えさせることもできます!
オカメと上手にコミュニケーションを取るポイント
・人間のように、返事をしたり話しかけたりする
オカメは頭がいいので、名前を呼ぶと気が付いて「何?」とコッチを見たり、「ピヒョ」と返事をしてくれたりします。
飼い主の姿が見えなくてさみしくて鳴いていたら、「どうしたの?」などと返事をしてあげると、ちゃんと理解して「そこにいたのか~」と安心してくれます。
人間の言動についてちゃんと理解しているんです!
・たくさんかまってあげる
オカメは元々、群れで生活する鳥なので、とてもさみしがり屋です。
なるべく毎日、カゴから出して遊んであげる時間を作りましょう。
「かまってよ~」と寄ってきたら、「どうしたの?」と話しかけたり、嫌がらなければマッサージしてあげたりとコミュニケーションを取るのが大事。
しかし、あんまりしつこくちょっかいを出すと嫌われてしまいます。
基本的に、オカメの方からが寄ってきたら、それに答えるように対応してあげるのが一番良いです。
まとめ
オカメインコの、鳴き方でわかる様々な気持ちについて紹介しました!
オカメと上手にコミュニケーションを取って、信頼関係を築いていきましょう。