ハリネズミの掃除を楽にする方法~ケージ、床材について解説

ハリネズミ

はじめに

念願のハリネズミを飼い始めたけど毎日の掃除が大変だったり、一週間に1度掃除しているものの、手間がかかってしまいハリネズミのお世話ってこんなに大変だったのかと感じているハリネズミ飼いの人達いませんか?

そんな方におすすめのハリネズミの掃除を楽にする方法を3つご紹介いたします。

(1)ハリネズミを飼っているケージの広さを見直す

ハリネズミを飼っているケージの大きさはどの程度のものを使用しているのか再確認します。

一般的にハリネズミは夜間に数キロは行動するので狭いケージでは運動不足になると言われており、ハリネズミに比べかなり大きなケージで飼育している人も少なくないと思います。

しかし、実際に私が飼育しているハリネズミを夜間寝ずに観察したところ、ケージ内を広々と動き回ることはせず、0時頃に家の近くにあるエサ場へ向かい、エサを食べ、水を飲んでその後は数十分回し車を回し、またエサを食べ、水を飲み、と以下同じようなルーティンを日が出る前まで繰り返していただけでした。

これ踏まえるとハリネズミは実際にはケージ内を広々使うことはなくほぼ回し車を利用していることがわかると思います。

ここから、ハリネズミのケージの大きさは、少し歩き回るスペースと回し車、エサ場、隠れ家を設置出来れば必要充分であるということが考えられます。

ケージも今より小さくなれば掃除の時短に繋がりますよね。

(2)床材を見直す

現在ハリネズミの床材はウッドチップやコーンリター、木材マットなど様々なものがあると思いますがどれも毎回の掃除が大変だったり、掃除するまでの間は日が空くため、ハリネズミの糞尿の匂いがキツくなって悪臭を放つということがあると思います。

そんな中で私がおすすめする床材が犬用ペットシーツになります。

なぜ犬用のペットシーツがオススメかというと、ウッドチップやコーンリターと比べ、処理に時間がかからず、剥がしてサッとケージを拭き新しいシーツを張るという作業で掃除が終わってしまうし、ハリネズミの糞尿が溜まることがなく悪臭の心配がないからです。

また、これに加え、針葉樹や広葉樹などのマットでハリネズミを飼育すると身体が痒くなることがあるのでそのような心配がない。

男の子ハリネズミの場合は陰部や包皮の隙間にマットなどが貼りついたり、挟まったりしないため、陰部の病気になりにくいという点でペットシーツはおすすめできます。

ペットシーツの補足としては、ペットシーツを誤飲するハリネズミもいるので、食べようとする場合は、必ず隙間なくテープなどで固定するようにします。

(3)トイレを設置しない

ハリネズミのケージ内を夜に掃除して、朝起きてハリネズミの様子を見に行くと大体ケージ内が糞尿塗れになっていますよね。

ハリネズミを飼っている方なら誰もが経験したことがあると思います。

これはハリネズミは夜間に排便しながら回し車を回したり、ケージ内を活発に活動するためです。

せっかくトイレを綺麗にしても朝にはケージ全体が糞尿塗れになるくらいならトイレを設置するだけ無駄なのでいっそ設置しないでおきます。

この時床材がペットシーツならトイレの清掃の手間が省けるだけでなく、ついでにシーツ交換で床も綺麗にできるので床材をペットシーツにし、トイレを設置しないことで一層掃除が楽になります。

補足としてトイレの他に砂浴び場を設置している場合ですが、私は砂の誤飲を防ぐため、砂浴び場は別の虫かごなどを広々砂場として使っており、定期的に砂浴びをさせています。

まとめ

今回紹介した様な方法を実践することで、毎日の掃除はあるものの数分程度で済み、糞尿の悪臭も長く溜まらず、ひいてはハリネズミの病気の予防に繋がる場合もあります。

最初は数分でも毎日の掃除は面倒だと思ってしまうかもしれませんが時間をかけて悪臭漂う中掃除をするよりは非常に楽だと思うので一度実践してみることをおすすめします。