モルモットの主食、牧草。
みなさんはどうやって選んでいますか?
牧草といっても、お店には色々な種類のものが置いてあってどれがいいのか迷いますよね。
今回はおすすめの牧草を紹介してみたいと思います。
牧草選びの参考にしてみてください。
【牧草の産地】
牧草は産地で収穫後、乾燥させてから出荷しています。
ほとんどが海外産ですが、国内産では北海道産のものがあります。
海外の産地はアメリカ、カナダ産が有名です。
大きなペットショップだと稀に「生牧草」が売られていることがあります。
(好きでいろいろなペットショップを見て回っていますが、それでも店頭では一度しか見たことがありません)
乾燥させない状態のものですので、鮮度が悪いとすぐ枯れたり腐ってしまいます。
滅多に手に入らない上に乾燥牧草に比べて高額ですので、食いつき抜群でも毎日も食事としてあげるのはむつかしいかなと思います。
【牧草の種類】
売られている牧草はイネ科のチモシー、マメ科のアルファルファが多いです。
チモシーよりアルファルファのほうが栄養価が高いので、育ち盛りの時期はアルファルファを与えてもよいでしょう。
その場合は大人になった頃から肥満防止のためにチモシーに切り替えてください。
【収穫時期の違い】
春先の一番最初に収穫された牧草を「一番刈り」
秋以降、一番刈りの後に収穫されたものを「二番刈り」といいます。
二番刈りのほうが柔らかいので、シニアのモルモットは二番刈りをお勧めします。
【シングルプレス、ダブルプレス】
牧草はかさばるので圧縮して輸送するそうなのですが、強く圧縮しているかどうかでも違ってきます。
シングルプレスのほうがゆるやかに圧縮しているので、あまり潰れず大きいままの葉や茎が多く残っています。
ダブルプレスは強く圧縮するので嵩は小さくなり収納しやすい反面、小さい葉や茎が多く出ます。
若いうちはシングルプレスの大きな牧草をしっかり噛むように、シニアの場合はダブルプレスの小さめの牧草に切り替える、という方法でもいいと思います。
シングルプレスの牧草は店頭ではあまり出会えないので、通販で探してみることをお勧めします。
【鮮度】
まず大切なのは鮮度。
製造日が書いてあるものならなるべく新しいもの。
開封したら密封してなるべく早く使い切りましょう。
鮮度の悪い牧草は牧草のいい匂いもしません。
我が家のモルモットは新しい牧草だとを開けただけで欲しがってプイプイ言い出しますよ。
【選び方】
牧草、と言っても産地や種類で様々なものがありましたね。
では、いったいこの中からどの牧草を選べばいいのか、迷いますよね。
1歳未満の成長期のモルモットであればアルファルファ、3、4歳くらいまではチモシー一番刈り、4歳以上のシニアには二番刈り・・というように年齢に合わせて入れ替えていくのがいいのかなと思います。
ただ、個体によって好みがかなり違うので上記にとらわれず、より食いつきのいい牧草をあげるほうがいいですよ。
同じチモシーでも違うメーカーで数種類あげて様子をみるものいいと思います。
お試し用で少量を販売しているお店もありますので、好みに合わず食べなかった時の事を考えて少量でいろいろな種類を試してみるのもいいでしょう。
牧草を選ぶときは種類だけではなく産地や鮮度も気にしてみてはいかがでしょうか。
みなさんのモルモットが好む牧草をみつけてくださいね。