飼い犬のストレス解消や運動不足解消のためにも毎日の散歩は欠かせません。
しかし、どれくらい歩いたら十分なのか判断するのは難しいですよね。
実は、飼い犬の必要な散歩量は犬種それぞれの体格によって異なります。
今回は、体格別に必要な散歩量を説明していきます。
1.小型犬の散歩の目安
基本的に犬の1日の散歩回数は朝と夕の2回が理想とされていますが
トイプードルやチワワ、ダックスフンドなどの小型犬の場合
体が小さいので室内でもある程度の運動量が確保できます。
1日2回が難しい場合は1日1回でも問題ないでしょう。
1回の散歩時間は30分程度が目安です。
2.中型犬の散歩の目安
コーギー、しば犬などの中型犬はある程度の運動が必要なので
1日2回必ず行くようにしましょう。
散歩時間は1回1時間程度が目安です。
また、中型犬は犬種の骨格や習性によって
走る事を好む犬、ゆっくり歩いて満足する犬などと
タイプが異なります。
後述しますが、愛犬の様子を見て散歩の量や質を判断してあげましょう。
3.大型犬の散歩の目安
ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーなどの大型犬は体が大きいので走ると骨格に負担がかかることがあります。
ゆっくりと長時間歩く事を好む犬種が多いです。
目安は1日2回、1回1時間?2時間が理想です。
周りの景色を楽しみながらのんびりゆったりと散歩してあげましょう。
4.愛犬の様子でわかる散歩の目安
犬の大きさに分けて散歩の目安を説明してきましたが
犬種や年齢によっては前述の目安とは異なる場合もあります。
例えば同じ小型犬でもチワワは足がとても細いので
長く歩きすぎると足に負担がかかる場合がありますが
トイプードルは比較的長く歩いても問題ない犬種です。
散歩が終わった時の愛犬の様子をよく観察してみましょう。
家に戻ってからも興奮して走り回ったり、すぐ外に出たがるといった場合は
散歩が足りていないことが考えられます。
反対に、身体が震えていたり、舌の色が紫っぽくなっている場合は
散歩が長すぎるので短くしてあげましょう。
理想は、ハッハッと短い呼吸をしていて満足そうな表情をしていることです。
5.散歩を楽しんでもらうために
散歩の途中で愛犬が座り込んで動かなくなってしまうことはありませんか?
その場合、無理矢理リードを引っ張って歩かせることは禁物です。
歩きすぎて足が痛い場合
車や人などの周りの環境が怖い場合
気温が暑すぎたり寒すぎたりする場合
など様々な原因が考えられます。
一度家に帰って違う時間に散歩を出直したり散歩のルートを違う道へ変えたりして
より散歩を楽しめるよう心がけましょう。
まとめ
以上、犬の散歩の目安について説明しました。
普段の散歩の量は適切でしたか?
より健康にストレスなく過ごしてもらうためにも
毎日の散歩はとても大切です。
愛犬にあった散歩をするようにしましょう。