はじめに
みなさんはペットショップを覗かれたこと、ありますか?
ワンちゃんや猫ちゃんのケージを見ると、小さくて毛がふわふわしていて、もう[守ってあげたい!]という母性が芽生えてしまう人も多いと思います。
かくゆうわたしもその1人。
ある日の休日、ショッピングモールで「ちょっとペットショップの前を通ってみよう!」と何の気なしに向かった時、出会ってしまったのです。

お迎えしてから
小さな身体に大きな瞳、お耳が垂れてこころなしか寂しそうな表情に見えた変わった色の子犬。イザベラタンという毛色のチワワの女の子でした。
お迎えすることが決まったことで、チワワサイズのケージやベッドなどの必要なものを買い揃えましたが、まさか1年以内にサイズアウトしてしまうとは、この時は思いもしませんでした。
お迎えから半年後、子犬を産ませる予定ではなかったので避妊手術をしました。『手術後は太りやすくなる』という言葉をいろんな雑誌で見ていたので、術後の食事はペットショップおススメの低脂肪やダイエット用のドッグフードに変更しました。
最初に感じた異変
手術から2か月が経ったころ、抱っこ時の腕に伝わる負荷が今までと違うことに気付き体重を計ると、なんと8Kgオーバー!前回の計測時は3Kg代だったのでビックリ。成長したとしても増えすぎです。その日の晩から目標体重5Kgに向けてドッグフードの量を徐々に減らしていきました。
そして1週間後、抱っこの感覚では変化はありませんでしたが、体重を計って愕然としました。なんと10Kgオーバー!これは病気かもしれないと不安になり病院で診てもらうことにしたのですが、診断名は『肥満』でした。その頃のマックス体重12.2Kg。トイレシートはレギュラーサイズで体が1/3はみ出していました。
先生から「犬の散歩はダイエットにならないよ!」とアドバイスをいただいたので、ひとまず目標体重8Kgを目指し、ひたすらドッグフードの量を減らしていきました。犬は空腹でいついき食べ物を催促してくるし、お腹が空きすぎているのか寝ていることが多くなり、その頃は見ているこちらも切ない気持ちでいっぱいになりました。

訪れた転機
そんなとき、滅多に連絡を取らない親戚と話をする機会があり、犬の肥満を相談したところ「手作りの食事に切り替えてみたら?」と一言。いままでペットショップからお勧めされたドッグフードしか食べさせてこなかったので、栄養バランスに不安を覚えつつも、他に良い手も思い浮かばず、野菜を中心に鳥のササミとお魚をプラスした手作りごはんでの減量に懸けてみることにしたのです。
そこからは驚くことにみるみる体重が減っていき、一週間でなんと2Kg減!このスピードでの減量がなんだか怖くなったので、手作りごはんの量を調整したり、ドッグフードも混ぜてみたり試行錯誤の結果、体重は現在7Kg代を保てています。
犬自身も体重が減ったことで動きやすくなったのか散歩の回数や時間も増えたので、健康のためにダイエットを頑張って本当に良かったなと思いました。ドッグフードが合わない子もいるんだなと勉強になった出来事でした。
