はじめに
ペットとの暮らしは、私達人間に癒やしと喜びを与えてくれるものです。
近年、保護猫や保護犬の譲渡会が増えていることもあり、ペットを2頭以上飼う“多頭飼い”を検討 する人も増えています。
本記事では、私自身、2頭の犬を飼っている多頭飼いの実体験をもとに、その魅力と注意点について、それぞれ分かりやすく解説します。
これから多頭飼いを検討している方に役立つ内容です。
各々の個性を楽しめるのが多頭飼いの醍醐味
多頭飼いにおいての何よりの魅力は、それぞれの個性や性格を楽しめることです。
甘えん坊な子、マイペースな子、元気いっぱいな子、性格が違えば、過ごし方も違い、日々飽きることがありません。
犬同士でじゃれ合ったり、寄り添っている様子を見ると、“迎えてよかった”と心から思います。
快適な暮らしのための環境づくり
多頭飼いは楽しいだけではありません。
それぞれが快適に過ごすためにも、トイレやごはんの環境は配慮が必要です。
【トイレは頭数分】
トイレは頭数分用意しきちんと分けることで、排泄物の確認をしやすく、それぞれの体調管理をし やすくなります。
＊それぞれのケージにトイレがあります。
【ごはんの場所は離して】
ごはんは食べるペースも違えば、食事中に干渉されることでストレスを感じる子もいるため、パー ソナルスペースを確保した状態でごはんをあげています。
それぞれが、ストレスなく快適に過ごすための工夫は必要不可欠です。
スペースと時間に余裕があるなら、多頭飼いがオススメ
多頭飼いに向いているのは、ある程度スペースと時間に余裕のあるご家庭です。
先述の通り、それぞれが快適に過ごすためには、ある程度のスペースを確保する必要もあること、また毎日のお世話や体調管理など、確実に手間としては増えることが理由です。
とはいえ、それを上回る癒やしや喜びが日々の生活に潤いを与えてくれることも事実です。
新しく迎える時は慎重に
新しくペットを迎え入れる際には、先住のペットとの相性などを考慮することも、とても大切です。
いきなり同じ空間に一緒にするのではなく、それぞれのスペースを確保し、距離を保った状態から段階を踏んで慣らしていきましょう。
焦らずにゆっくりとお互いの心の距離を縮めていけるよう、ペットに寄り添っていくことが、多頭飼いを成功させるコツです。
家族が増える喜びを
多頭飼いは決して楽なものではありませんが、家族が増える喜びは、何ものにも代えがたいものです。
命を預かるという責任を持ち、愛情を持って、豊かな多頭飼いライフを過ごしましょう。
