現在、家にいる時間が多く確保できるという理由から、ペットをお迎えする方が増えています。
ペットといえば犬や猫が主流ですが、気軽に飼える小型インコも注目を集めています。
小型インコをお迎えするにあたり気になるのは、どのような飼育用品が必要になるのかですよね。
そこでこの記事では、小型インコをお迎えする際に最低限必要な飼育用品をまとめました。
小型インコの飼育に必要なグッズ
セキセイインコなどの小型インコをお迎えする場合、どのような飼育グッズが必要になるのでしょう。
ここでは、小型インコの飼育に最低限必要な飼育グッズを紹介します。
1.プラスチックケース
インコには、お家になるケージ(鳥かご)が必要です。
セキセイインコやコザクラインコなどには、35角ほどのサイズがおすすめです。
ヒナをお迎えした場合は、まだしっかりとした保温が必要なため、保温性の高いプラスチックケースでの飼育が基本です。
ケージに移動するタイミングは、しっかり止まり木に止まれることや自力でエサが食べられる、ある程度翼の力もついてからが理想です。
2.保温器具
インコは熱帯地方に住んでいる種類が多いため、暑さには強い傾向があります。
しかし、真夏の室内は暑すぎるため、エアコンでの温度管理が必要です。
夏場は、28度を目安に温度管理を行いましょう。
インコは暑さに強い半面、寒さには弱いため注意が必要です。
冬場は保温電球などを使用して、ケージ内の温度が15度以下にならないよう気を配る必要があります。
また、ヒナや老鳥の場合には、常に30度を下回らないように注意が必要です。
3.敷材
インコはトイレを覚えることができないため、ケージの底には糞切網を敷き、その下に敷材を敷きます。
敷材はペットシーツや新聞紙などがおすすめです。
ヒナの場合は、地べたにいることが多いことや糞が緩いことなどから、吸水性の高いウッドチップを敷くとおすすめです。
あまり細かいものだと、羽ばたいたり動いたりした際に飛び散ってしまうため、ペレット状になっているものがおすすめです。
4.エサ
インコのエサには、ヒエやアワなどをブレンドした混合シードか、ペレットを与えます。
栄養バランスや健康面などを考えると、主食にはペレットがおすすめです。
シードは嗜好性の高さを活かして、おやつなどに与えると喜びます。
ヒナの場合は、人間がエサを与える(挿餌)必要があります。
挿餌には、ふやかした粟玉とヒナ専用のパウダーフードを、40度ほどのお湯で混ぜたものを与えます。
ヒナは温度に敏感で、少しでも冷めてしまうと全く食べなくなってしまうため、湯船をするなどして温度を一定に保つように注意をしてください。
まとめ
セキセインコを代表とした小型インコは、ペットショップでもよく見かけることから、気軽にお迎えのできる生き物です。
生態の価格や飼育用品も、犬猫に比べてお手頃なことも人気の理由でしょう。
小型インコをお迎えする際には、ケージやプラスチックケース、保温器具、敷材、エサが必要になります。
成鳥とヒナとでは、必要な飼育用品や飼育の仕方が異なるため、お迎え予定の子に合わせて準備をしましょう。
小型インコは少なくても寿命が10年以上と長ですので、最期まで飼いきれるかお迎え前に今一度検討することが大切です。