文鳥は鳥好きにはたまらない魅力があることから、多くの人から愛されています。
今回はその魅力と、飼育時の気をつけていただきたい点を伝えします。
文鳥とは
重さ：２５ｇ
大きさ：１５㎝前後(雀よりは１まわり大きい位の大きさ)
雀と同じフィンチ類に分類されており姿・形もよく似ています。
同じ文鳥でも羽色が豊富なことから５種に分けられ。それぞれの良さから愛されています。
また鳴き声も小さく、特に匂いもないので飼育しやすい鳥です。
文鳥の魅力
・人懐っこい
もちろん個体差や相性はありますが、比較的人懐っこい傾向にあります。
好奇心が旺盛で、何をするにも付いてきたり、ちょっかいを出す子も多いです。
・もちになる
もちというとご存知ないかもしれませんが、手や肩の上で丸くモフモフになります。
もちのようポテっと丸くなることからもちと呼ばれます。
普段すらっとしている文鳥が見せるもちのギャップは人気である理由の１つです。
・コニュニケーションが取れる
文鳥は自身の名前や、人間の顔や声を覚えます。
なかには音楽に合わせて歌を歌う子もいます。
私が以前飼っていた子は、私の声がすると私を探したり、毎朝ベットまで迎えに来て私が起きるのをずっと待っていてくれました。
犬や猫のように表情が豊かな訳ではないですが、しっかりと愛情表現をしてくれます。
・手乗り文鳥になる子もいる
文鳥は、普通の文鳥と手乗り文鳥の２つに分類されます。
手乗り文鳥は人間によく慣れており手に進んで乗ってきてくれる子を指し、それ以外の肩や頭に乗っている子は普通の文鳥になります。
手乗り文鳥になると抱っこをせがまれる事もあるので、作業が捗らなくなります。
注意点
・室温に気をつける
もともと暖かい国の鳥なので比較的暑さには強いですが、寒さは苦手です。
体温の低下が命を奪う事もあります。
冬は温度調節を忘れないでください。
・放鳥中は目を離さない
目を離すと事故につながる可能性があります。
隙間に入り込んでしまって出れなくなったり、危険な場所へ近づいてしまう事もあります。
一緒に居眠りをしてしまって、そのまま踏んでしまった…という事件を耳にする事があります。
・絶対に窓を開けてはいけない
開いていることに気が付いていなかった、家族が開けてしまった、など理由は様々ですが、飼っていた子が脱走してしまう事例が後を絶ちません。
室内で飼われていた鳥が、野生で生きていくのはまず不可能です。
逃してしまう事はその子のためにはなりません。
・しっかりコニュニケーションを取る
文鳥は人懐っこい分、さみしがり屋でもあります。
また1度は懐いても、期間が空きすぎるとまた心を開く所から始まります。
しっかりと触れ合う時間を作ってあげる事が必要です。
・日々の変化に敏感になる
小動物や鳥類は自身が弱っていることを隠すのが非常に得意です。
そのため、体調不良や病気の予兆に気が付けないのです。
少しでも異変を感じたら注意深く観察し、心配であれば病院へ連れて行きましょう。
