本記事では、腸疾患を抱えている・便がゆるくなりがちなワンちゃんを飼っている方へ、おすすめのドックフートをご紹介します。
実際に10年与え続けて分かったメリットやデメリットについてまとめました。
ロイヤルカナン消化器サポート高繊維について
ロイヤルカナンは本社がフランスにあり、各国に拠点をおいています。
日本では東京都品川に「ロイヤルカナンジャポン合同会社」があります。
その中の製品「消化器サポート高繊維」は便秘や再発性のある大腸炎、繊維を必要とする症状に配慮した療法食です。
腸の働きを助け、便通を良くしたいワンちゃんに向いています。


実際に10年与え続けた正直レビュー
我が家では、今年で11歳になるチワワを飼っています。
1歳になったころ、徐々に便の調子が悪くなり、しまいに血便が出てしまいました。急いで動物病院を受診すると、血便の前にゼリー状の粘液が混ざっていたことから「大腸炎」が考えられるとのことでした。
腸の働きを助ける処方薬と一緒にロイヤルカナン消化器サポート高繊維のサンプルをいただき、試してみることに。
食事を変えると食いつきが悪くなるのでは、、、と心配もありましたが、しっかり食べてくれて、すぐに便の調子がよくなりました。
医療食とはいえ薬ではなく、普段の食事で改善されるのは飼い主としても本当に助かりました。
それから約10年間、ずっとこのフードを与え続けています。
たまに他のごはんをあげることもありましたが、うちの子は別のフードでは便がすぐにゆるくなってしまいます。
今では我が家ではかかせないドッグフードです。
メリット
・便の調子が良くなる
・薬を服用せずに療養できる
・食いつきが良いので切り替えしやすい
・病院からIDを発行してもらえば、自分で購入できる
デメリット
・獣医師の診断が必要
・療法食のため比較的高価
・すべての腸疾患に効果的ではない
参考までに公式サイトでは(3,212円/1kg)、(8,617円/3kg)、(19,785円/8kg)の3オプション、3%のポイントあり(2025/08/13現在)

まとめ:まずは動物病院で相談を
「ロイヤルカナン消化器サポート高繊維」については、ネット上でも様々な意見が見られますが、私は信頼する動物病院の先生が勧めてくれたものとして、安心して与えています。
2025年10月以降、ロイヤルカナンの食事療法食は、認定されたオンラインストアや動物病院のみでの販売となりました。
これは、飼い主と獣医師が適切な連携を保ち、安全に療法食を継続できる体制を整えるためだと公式に発表されています。
誤った使用でわが子の体調を悪化させないためにも、必要な判断だったと言えるでしょう。
ロイヤルカナンの消化器サポート高繊維は、単なるプレミアムフードではなく、医学的根拠に基づいた療法食です。
「うちの子、なんだか便がゆるくなってきたかも、、、」と感じたら、ぜひ一度、動物病院で相談してみてください。
我が家のように、日々の食事で健康を維持できる可能性があります。
その後の購入は、ポイントも貯まるロイヤルカナン認定オンラインストアの利用がおすすめです。

参考までに登録をすれば楽天などでも取り扱いがあるようです。(2025/08/13現在)