ペットへの温灸(お灸)のすすめ

ペット総合

「ペットに温灸?」と思われる方も多いと思います。
最近は、ペットも人と同じように、鍼灸治療、マッサージ、漢方、薬膳など、中医学やホリスティックケアを行うようになってきています。
中でも、温灸は、自宅で簡単にできることですので、是非、愛犬・愛猫に温灸によるケアをしてあげてください。

◎お灸について

モグサに火を付けて、身体を温め、ツボを刺激するのがお灸です。
モグサの原料はヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製した物です。
ヨーロッパでは、ハーブの女王と言われるほど色々な効果のある薬草です。
食物繊維・ミネラルが豊富で、浄血・造血・止血などの作用を持ちます。
◎お灸の効果
(1)血行が良くなることで細胞が活性化され、免疫力が強化されます。
(2)血流が改善することで、局所の充血等が調節され、炎症を和らげる効果が期待できます
(3)ツボを刺激することにより、冷え症・肩こり・腰痛などの様々な症状が改善されます。
(4)血流だけで無く、リンパの流れが改善されるので、浮腫が軽減されます。
(5)モグサのシネオールという成分は、消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用があり、成分が皮膚から浸透することで効果が期待されます。また、成分は煙にも含まれるので、匂いでリラックス効果が得られます。

◎お灸に使う道具

邵氏温灸器、経絡温灸棒などがあります。お灸の道具が無くても、小豆パックで代用することも可能です。

◎注意すること


低温火傷も起こさないように、同じ場所に長時間当てないように気を付ける必要があります。
身体に痒みがある時や、暑がりのコなどは、温灸をすることで、ますます身体に熱を溜めてしまうので、控えた方が良いと思います。

◎温灸のやり方

状態によりますが、20~30分ほど行いましょう。嫌がるコは短時間で初めて、次第に時間を長くしていていくと良いと思います。
温灸をしながらマッサージをすると、より効果的です。
夏でも、冷房で身体が冷えているコは、温灸で身体を温めてあげると良いと思います。

◎温灸に向いているコ

高齢、慢性疾患を持っているなど、体温が低くなりやすいコは、温灸で身体を温めてあげると良いと思います。
猫は体温が下がりやすく、腎臓や膀胱の疾患が多いので、温灸をして身体を温め、腰のツボを刺激すると良いと思います。
腰や関節に問題のあるコは、温めることで痛みや不快感を和らげることが出来るので、してあげると良いと思います。
体温が上がると免疫力がアップすると言われています。

まとめ

専用の器具を使わなくても、小豆パックなどで簡単・手軽に自宅で行えますので、温灸を自宅でのケアの一つとしてお薦めします。

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